PROJECT
INTERVIEW
島根県内の企業・団体の若者にスポットを当てたインタビューコラム

U35 Voice

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アナログで 慣習的な金融業界に
チャレンジできる場所を作る

島根銀行
行員・32歳
野中 駿平

学生時代は、銀行員って決められたことをこなす堅い仕事だと思ってました。しまぎんに入ってみると全然違いましたね(笑)。法人営業の先輩が熱い思いでお客様と向き合っていて。もっとドライな関係かと思っていたんです。でも、いい意味ですごく人間臭い仕事なんだなって。

銀行員の武器は磨かれた人間力

入行から、主に法人融資やビジネスマッチングを手掛けてきました。4月から兼務で、今期開設予定のスマートフォン支店の支店長に内定をいただき準備を進めています。
企業支援では業績を再生させるために手を尽くします。知識や分析力はもちろん、銀行の組織内で意見を通す力も重要です。お客様と一緒に計画を練っても、その通りにいくとは限りませんし私たちができることは限定的です。無力さを感じた悔しい経験もあります。
人を巻き込む求心力や推進力をもって、取引先の課題解決に取り組む仕事です。技術やサービスを提供するわけではない私たちの一番の武器は、多様な企業や個人と接して磨かれた人間力だと思います。そう考えれば、悔しい経験や試行錯誤も自分を磨くことに繋がるはずです。

これまでの当たり前を捨てる

支店長に内定しているスマートフォン支店は、いつでもどこでも手のひらに支店を感じて欲しいと考えています。金融業界はアナログ体質で、慣習的な部分も強く残っています。変わることに抵抗を感じる人もいると思いますけど、そこを変えていくのが自分たちの役目。これまでの当たり前を捨てて、目標に柔軟にアプローチしていきたいですし、銀行員のマインドが変わっていけば、銀行の可能性をもっと広げていけるはず。チャレンジできる風土を作ることも、これから私の大きな仕事になると思います。

10年後に向けた宣言
スマホ×山陰を通じて
山陰の魅力を発信
新たに開設する島根銀行スマートフォン支店において、支店長としてデジタルでの金融サービスの提供はもちろんのこと、山陰の魅力を全国に発信し、山陰経済の活性化に繋げます。

profile

野中 駿平
野中 駿平 Shumpei Nonaka
1990年出雲市生まれ。和歌山大学卒業後2013年島根銀行に入行。法人営業支援や融資を担当し、現在は営業推進グループ副長とスマートフォン支店の準備担当を兼任。支店オープン後は支店長として、デジタルチャンネルを中心としたマーケティング及び商品開発に携わっていく。「難しいことも『やります』と言って、努力で実現させる。僕の仕事のモットーです」。

先輩からの声

森脇 誠
森脇 誠 Makoto Moriwaki
我々の使命は、山陰地域の活性化に尽きます。 そのためには、従来と同じことをしていては到底成し遂げられないので、価値観の大変革(パラダイムシフト)が必要不可欠です。 野中スマートフォン支店長は、従来の慣習に捉われることなく、次世代のエースとして、積極果敢にチャレンジしてもらえることに期待しています。
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