島根県内の企業・団体の若者に
スポットを当てた
インタビューコラム
デザインに地方も都会も関係ない
僕のフィールドは日本全国です
Parityclub
グラフィックデザイナー・31歳
藤江 哲也
子どものころは運動も勉強も苦手で、唯一褒められたのが絵だったんです。それでデザインの専門学校に入ったら今までがウソのように活躍できました。自信満々でデザイン会社に就職したんですけど、全く通用せず、ボコボコに自信をへし折られました。辛くても何の取り柄もない自分に戻るのが怖くて、必死に食らいついた20代でした。
どん底の下積み時代
壁を抜けたのは初めて広告賞を受賞したときです。デザイン会社に転職して、受賞も増えて仕事の評価は高くなっていったと思います。でも精神的には波がありました。心のどこかで「こんな田舎で必死にデザインして、誰に届くんだろう」ってむなしさを感じてました。20代後半では、仕事にも生きることにも情熱を失ったどん底の状態のときもあり、そんな時期に仕事とは別に自分の作品を発信しようと思ったんです。好きな特撮ヒーローや怪獣のイラストをSNSにアップしたら、世界中からたくさん反応がもらえるのがうれしくて。それが心の支えでした。
苦しかった20代と幸せな30代
パリティクラブに転職したのが去年で、間違いなく人生の転機です。この会社はみんなが努力する姿を見てくれるし、尊敬する先輩もいます。前以上に忙しくても、今は遊びより仕事が面白いし、もっと仕事したいっていう意欲しかないくらい。地方でデザインをする葛藤も超えました。この前、僕がデザインした仕事が東京で大勢の人に発表される機会があったんです。田舎も都会も関係なくフィールドは日本だって改めて思ったし、いいものをつくれば世界に届く可能性もある。それに大きなプロジェクトをひとりで担当する機会は地方の方が多いですし、やり方次第で都会にはないチャンスもつかめるはずです。
どん底の20代と仕事観が反転して、今が人生で一番充実しています。たまに「これは夢なんじゃないか」って不安になるくらい(笑)。苦しかった20代があったからこの会社に巡り会えて、幸せな30代が始まりました。本当に人生捨てたもんじゃないって思います。
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