PROJECT
INTERVIEW
島根県内の企業・団体の若者にスポットを当てたインタビューコラム

U35 Voice

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この仕事に魅かれたのは
「手」が主役だからです

佐々木建設
工務部・23歳
湯淺 仁

子どものころは野球がすべて。開星高校に進み、3年の夏にキャッチャーとして甲子園に出場し初戦で大敗。ひとつの区切りと思い、卒業後は広島の大学で公務員を目指しました。でも、なんとなくで選んだ進路で、気持ちがついていかず3年で中退。江津の実家に戻って就活を始めたんです。

成長して見えた上司の力

佐々木建設とは偶然の出合いでしたけど、会社見学で魅力を感じました。若手育成に積極的で20代の社員も多く、雰囲気が明るいなって。主に舗装工事や土木工事を手掛ける会社で、自分の担当は現場の施工管理。一緒に仕事をするのは年長の方がほとんどです。自分の倍近い年齢の職人さんたちの知見には助けられてばかりで勉強になります。その半面こだわりの強い方も多く、意見が食い違うことも。一度言い合いのようになってしまったこともあって反省しました。何事も伝え方次第だし、仕事はコミュニケーションが大事ですよね。日々勉強です。
工事は天候にも左右されるし、現場は教科書通りにはいきません。困ったときに相談にのってくれる上司の圧倒的な経験値と引き出しの豊富さは本当にすごい。入社3年目で、できることが増えてきた一方で自分の力量も見えてきて、もっともっと成長したい。その思いが今一番の原動力です。

伝統と革新の融合を目指す

高校も大学も土木と関係ない分野だったので、この仕事に就いていることは今も正直驚いてます。偶然に導かれつつ、この仕事に魅かれたのは「手」が主役だからです。ICTなど新しい技術で現場の作業効率は日々進化しています。でもその根っこにある人の手がつくる仕事という部分は変わらずに残っています。まさに手に職です。先輩の経験を継承し新しい感性を融合させて、そして生まれ育った土地のために貢献できれば、それは自分にとって意義のある仕事だと思います。

profile

湯淺 仁 Jin Yuasa
2000年江津市生まれ。松江市の開星高校を経て、広島修道大に進学し、3年生で中退。就活を経て21年に佐々木建設に入社。高校時代は野球部でキャッチャーを務め2度の甲子園出場。「今も高校時代の同級生と草野球を続けてます。仕事終わりのバッティングセンターが楽しくて」。作業現場の千本ダム(工事名:(主)松江木次線道路災害復旧工事)で撮影。
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