PROJECT
INTERVIEW
島根県内の企業・団体の若者にスポットを当てたインタビューコラム

U35 Voice

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母として報道人として、私だから
発信できることがあるはずです

TSKさんいん中央テレビ
アナウンサー・28歳
岡部 楓子

きっかけは高校生のころに母の幼なじみのアナウンサーの方にお話を聞いたことです。生まれは横浜で、都会育ちのせいか自然豊かな地方に憧れがあって、ローカル局のアナウンサーを志しました。

毎日発見のある刺激的な仕事

いざ夢に向けて受験勉強を始めるんですけど、当時の偏差値が33で……実は私、その頃なかなかのヤンキーだったんですよ(笑)。でも、ここまで偏差値が低いと、ちょっと勉強するとすぐに成果が出るんですよね。それが楽しくて火がついて、結果的に第1志望に合格。東京の大学を卒業してTSKに入社しました。
島根に来て7年目、ニュースや中継リポーター、ナレーションなどのアナウンサーの仕事だけでなく取材にも行きますし、編集もやります。経営者の方や芸能人の方とか、第一線で活躍される方とお話しさせていただくことも多くて刺激になり、自分の考え方も更新させられるというか。毎日新しい発見がある、素敵な職業だなって思います。

母として報道人としてできること

子育てとの両立は大変で、悩んだ時期もあります。平日は、仕事が終わるとすぐに保育園へ息子を迎えにいくのですが、「たくさん待たせてごめんね」って感じることもあって。でも今は、平日寂しい思いをさせる分、土日は全力で息子に向き合おうって切り替えました。好きな仕事を諦めるより、仕事も子育ても両方を全力でやり切りたい。うちは夫もIターンで近くに頼れる人もいなくて、今でも精一杯ですよ。でも同じ悩みを抱える人はきっといっぱいいて、だからこそ、私がIターンのモデルケースの一つになれるのかなって。
母として、報道人として発信できることもあるはずです。これからは自分の視点を生かして、踏み込んだ番組づくりをしたいです。テレビというメディアの転換期だからこそ新しい挑戦が求められるはずだって思うんです。

profile

岡部 楓子 Fuko Okabe
1995年神奈川県生まれ。慶應義塾大学卒業後アナウンサーとしてTSKに入社。6月まで「TSK Live News イット!」でキャスターを務める。全国放送「さんまのFNSアナウンサー全国一斉点検」で、全国で一番ヤバいアナウンサーに選出され全国的な話題に。「番組ではヤンキー時代の写真をお見せしました(笑)」。TSK内の収録スタジオで撮影。
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