PROJECT
INTERVIEW
島根県内の企業・団体の若者にスポットを当てたインタビューコラム

U35 Voice

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人生の最期をお送りする
やりがいのある仕事です

平安祭典
葬祭アドバイザー・28歳
山本 あいか

前は玉造温泉の仲居だったんです。お客さまに接するっていう意味だと共通する部分もありますけど、旅館と葬儀社ですから、業務内容はかなり違います。

仲居から葬儀社への転身

いわゆる葬祭アドバイザーで、ご遺族と打ち合わせして、葬儀全体の進行管理を担当します。今の会社に入ったのは、子どもが生まれてからなんです。高校卒業して6年間仲居の仕事をしたんですけど、もう一度、接客の仕事がしたかったのもあって。平安祭典は待遇も手厚いですし、ここなら育児や家庭との両立もできそうだなって思いました。それに祖父の葬儀をしてもらったご縁もあって身近に感じたんです。
旅館と葬儀ではお客さまの状況が全く違いますし、ご遺族の悲しみに接しどんな言葉どんな表情がふさわしいのかいつも考えます。黙って寄り添うときも、笑顔で明るく接する方がいいときもあります。葬儀を終えて「ありがとう」と言っていただけたときはうれしいです。私自身、仕事を通して生きることについて深く考えるようになった気がします。死はいつ訪れるかわからないですし、やりたいことは後回しにせず、伝えたいことはすぐ伝えるようになりました。家族と過ごす何気ない時間がどんなに大切か、前よりも深く感じています。

育児と両立しやすい環境

今の現場スタッフで女性は私だけですけど、ご遺族に「女性の担当者でよかった」って言われることも多くて、女性の力が求められる現場だって思います。育児と両立が大変そうって思われるかもしれませんが、基本的には午後5時半退勤で、シフト勤務なので休日も確保されていますし、無理なく育児や家事と両立できる職場だと思います。なにより人生の最期をお送りするやりがいのある仕事ですし、若い世代の人にもこの仕事のことを知ってもらって、業界のイメージをよいものに変えていけたらいいですね。

profile

山本 あいか Aika Yamamoto
1995年安来市広瀬町生まれ。開星高校卒業後、松江市内の旅館に就職。その後2020年平安祭典に入社。職場で出会った彼と結婚。現在は松江市内で3歳の長男と3人暮らし。「職場で『くまモン』のマグカップを使っていたら、それにちなんで『やまもん』って呼ばれるようになりました(笑)」。撮影は平安祭典の式場で。
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