PROJECT
INTERVIEW
島根県内の企業・団体の若者にスポットを当てたインタビューコラム

U35 Voice

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自分から動いて人とつながらないと
ただの公務員になってしまう

西ノ島町
教育委員会・27歳
上田 健悟

地元は松江で、初めて隠岐に来たのが高校2年の時。ソフトテニス部の合宿で海士町に来て、まあとにかく楽しかったんです。人柄も環境もよくて最高の思い出で。それもあって公務員の募集のあった西ノ島町を受けたんです。

知識なしから見つけた最高の環境

西ノ島町って海士町の隣町くらいだと思っていたら別の島で(笑)。最初はそれくらいの知識で、暮らしながらよさを見つけていきました。夏はシュノーケリングやウェイクボード、春や秋は島の仲間とスケボーをしたり。山も海も近くて、時間がゆっくり流れる感覚で。悩みもなく、マイペースに過ごせています。
公務員って堅いイメージだったんですけど、ここは職場の人間関係もいいですし全然堅苦しくないです。町民課で3年、その後教育委員会で今5年目です。西ノ島は小学校と中学校が1校ずつで、小学生が107人、中学生が46人です。学校関係施設の管理や給食費関係も担当ですし、あとは毎年教育委員会の事業で子どもたち主体のキャンプをやったりも。2泊3日でいかだを作ってもらい海を渡るんです。その成功体験が、将来自信につながったらいいですよね。

仕事と遊びの境界線がない

以前は町営の学童保育の手伝いをしていて、今の4~6年生はみんな顔見知り。本当は担当業務じゃないんですけど、子どもと関わるのが好きなので。週末は頼まれて中学生にソフトテニスを教えたり。楽しいですし、仕事とプライベートが切り離せないのが苦にならないんです。今後は若い人が起業しやすい環境づくりも目標ですし、プライベート含め新しく島に来る人と地域の人をつなげていけたらなあって。人のつながりがあってこその島ですし、自分から動いていかないと。ただの公務員として仕事をこなすだけにはなりたくないです。もっと地域に活気をつくりたいし、直接町民の声を聞ける距離感で、自分なりに楽しく働いていきたいです。

profile

上田 健悟 Kengo Ueda
1996年松江市生まれ。松江商業高校を卒業後、ビジネス系の専門学校へ進学し、公務員試験合格を目指す。西ノ島町の採用試験に応募し、2016年に入庁。「夏は隠岐シーサイドホテル鶴丸さんがやっているバナナボートのお手伝いとかインストラクター的なボランティアもやっていて、それも続けていきたいですね」。隠岐シーサイドホテル鶴丸前の桟橋で撮影。
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