PROJECT
INTERVIEW
島根県内の企業・団体の若者にスポットを当てたインタビューコラム

U35 Voice

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「ありがとう」って 言われたら
嬉しいし...居心地いいんですよね

ヤンマーキャステクノ
松江事業部 班長・31歳
吉岡 智裕

18歳で入社して、最初の業務は船舶用エンジンの部品の組み付けでした。製造業なんで工場です。夏は暑いですよ。最初はへとへとで。当時と比べたら、今はだいぶ効率的にやれてますね。

班長になって視点が変わった

今は班長で、12人の部下がいます。親くらいの年齢の人から18歳まで。チームを率いる立場になると、見え方は変わりますね。作業の流れとか仕組みづくりの重要さを強く感じます。
最近、若手育成のために動画を作ったんです。個人の経験とか勘に頼っていた部分を動画に落とし込んで、誰が見ても効率的に作業できるように。1本5分くらい、料理のレシピ動画みたいな感じですね。今18歳の若手社員がタブレット端末を見ながら作業してくれています。上司が押し付けるんじゃなくて、自分で学べる環境が大事だと思います。みんなが気持ちよく働けるのが一番です。

男女とも育児に参加する時代

この5年くらいで女性のスタッフが倍くらいに増えました。産休から復帰してくる人も、時短勤務の人もいます。僕は女性だけが育児をするのはおかしいと思うし、もっと男性も女性も育児に参加しやすい職場環境にしていきたいですね。「子どもが熱出たんです」って言われたら、「今すぐ帰りな」って即答できる、そんな体制が理想です。
職場の魅力ですか?なんでしょうね。特別なことじゃないと思うんですけど、スタッフに「ありがとう」って言われたら嬉しいし、そういうことなのかな。13年転職もせずにいるんで、やっぱり居心地いいんですよね。

10年後に向けた宣言
島根の産業発展へ貢献
これまでは勘と経験が頼りでしたが、様々な製造データを数量化し、蓄積されたノウハウと融合させ理論に裏付けられたモノづくりへと変革します。

profile

吉岡 智裕
吉岡 智裕 Tomohiro Yoshioka
1991年、安来市生まれ。松江農林高等学校を卒業し、2009年に入社。2017年に第二造形係中型班で班長になり、今は第一造形係小型班の班長で12人の部下をまとめる。1歳の子どもの父。「子どもの成長が楽しみですね。もうかわいすぎて。毎日動画を撮ってにこにこしてます」。

先輩からの声

安野辰生
安野辰生 Tatsuo Anno
彼はまだ若く経験浅い班長ではありますが、自分の信念をしっかりと持ちチャレンジ精神旺盛で様々な活動に積極的に取り組んでいます。また自身の成長だけでなく部下への成長の場を設けライン全体のレベルアップにも尽力し、常に先を見て行動する姿勢にはいつも関心させられます。会社の未来を担う人材のひとりとして今後の成長を期待しています。
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