4U35 SHIMANE
PROJECT
INTERVIEW
島根県内の企業・団体の若者にスポットを当てたインタビューコラム

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結局 学校でも家でも子どもに
力をもらっているんです

出雲市立第三中学校
教諭・32歳
昌子 祐唯子

講師時代を含めると10年目です。2回産休育休をとったので、年齢の割に経験が少ないんです。同期に置いていかれている気もしたし、だから復帰してすぐは必死に仕事を頑張って、帰りが遅くなりがちでした。ある朝、上の子が「保育園行かん」って言ったんですよね。「そしたらお母さんもお休みでしょ」って。あっ思い出したら涙が出てきちゃった。子どもにそんなこと言わせるなんて、ダメだなあって。

先生の仕事ってやっぱり面白い

悩むことも多いですけど、生徒たちがいるから頑張れるんだって思います。生徒がほめられると自分のことみたいに嬉しいし、担任っていいなって。前の学校で担任した生徒にお手紙をもらったことがあるんです。すごく静かな子だったんですけど、私がその子との連絡帳に「あなたは、あなたのままでいいんだよ」みたいに書いたんですね。それが卒業してからもずっと彼女の中に残っていたみたいで、そのことをお手紙に書いてくれて。限られた時間だけど、彼女の人生に少しでもいい影響を与えられたのかなって。なんだか話していて、先生の仕事ってやっぱり面白いじゃんって思いました。好きなんですね、この仕事が。

いちばん幸せを感じる瞬間

早く家に帰って、子どもたちと一緒におふとんに入れた日は最高です。上の子と下の子、両手に腕枕で。重たいです。ガチガチに肩凝ります。でも幸せなんです。結局、学校でも家でも、子どもたちに力をもらっているんですね。最初の頃はなんでも全部自分で抱えこんでいましたけど、今は少しだけ頼ることができるようになったのかな。今周りの先生に助けてもらっている分、次は私が下の世代に返したいし、「先生の仕事って素敵だな」って憧れてもらえる存在が目標です。

10年後に向けた宣言
島根の子どもの
笑顔を絶やさない
家庭での育児と仕事のバランスをとりながら、生徒に寄り添い、生徒の声を聴き、生徒とともに人として成長していきます。

profile

昌子 祐唯子
昌子 祐唯子 Yuiko Shoji
1990年松江市生まれ。中学3年生の時の担任の先生に憧れ、一緒に働くことを目標とし島根県で教員を目指す。2校の中学校を経験し、2022年度より現在の学校に勤務。英語科教員と1年生の学級担任を受け持つ。5歳と3歳の母。「いろいろな先生に出会って、今は憧れの先生がいっぱい増えました」。
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