山陰の企業・団体の若者に
スポットを当てた
インタビューコラム

言葉にできない発見の喜びは、
開発の自由さのひとつだと感じます。
出雲村田製作所
コンデンサ事業部・29Years old
吉野 卓司
仮説と検証の繰り返しが基本の開発部では、主体性や創造性が求められます。ですが僕はもともと保守的なタイプで失敗を過度に避ける傾向がありました。挑戦に慎重になりすぎて踏み出せないことも多く、「開発の仕事は向いていないのかもしれない」と悩んだ時期もあります。
そんなある時、製造部との連携が必要な業務がありました。製造部は現場のプロフェッショナルの集まりですし、実務経験の浅い自分が口出ししていいのか不安でした。でも、違う部門の方々と協力する中で、みんなで作る実感が生まれ、一人では乗り越えられない課題も誰かと一緒なら越えていけると感じたんです。それと同時に、「もっと主体的に関わっていきたい」「挑戦して自分を変えていきたい」という気持ちが強く芽生えたことを覚えています。
それから経験を積む中で、現場を通して様々な方からいただいた言葉が線のように繋がり、仮説として形になっていくことが増えました。その仮説が検証される瞬間には、言葉にできないような鋭い喜びを感じることがあります。そうした発見の積み重ねは開発という仕事の面白さのひとつだと感じます。
仕事での気づきは日常にも取り入れるようにしていて「失敗してもいいからやってみよう」と考えるようになれたのはこの仕事のおかげですし、本当に大きな変化です。たとえば飲食店でいつもと違うメニューを選んでみたり趣味でギターを始めてみたり。そんな小さな選択が日々に新しい視点を与えてくれています。
「自分には何もない」「向いてない」と思っていた自分が、今では得意なことも苦手なことも含めて、自分らしく働けていると感じています。これからはもっと自分の枠を広げて地域や人に貢献できることに取り組んでいきたいですし、「誰かの役に立ちたい」という気持ちを大切にしていきたいと思っています。

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仕事は出雲、週末は米子。
両方ともが大切な場所です。本池 琉久コニシ 営業 -
困った時支えになるのは人のつながり。
技術や知識より大きなものを学びました。松本 幸大新和設備工業 -
技術も人間性も、盗めるものは
どんどん盗んで成長したいです。橋本 純弥太陽電機製作所 -
言葉にできない発見の喜びは、
開発の自由さのひとつだと感じます。吉野 卓司出雲村田製作所 -
歴史からの学びと未知の開拓、
その両面が楽しめる環境です。杉井 天真ツチヨシ産業 -
働いて、打ち解けて、達成感を共有する。
誰かと働くって、面白いんですね。山﨑 昌也豊洋 -
やっぱり作ることが好きで。
エンジニアとして開発の前線にいられることが嬉しいです。難波 和秀ティーエム21 -
今は仕事も趣味の卓球も楽しくて。
生きることが楽になりましたね。三宅 未貴島根情報処理センター -
自分の仕事がこの街の誰かの
思い出をつくっているんですね。藤原 孝光島根電工 -
「清掃は命を守る仕事」
あの日の決意を、今も覚えています。谷 弘樹さんびる -
変な謙遜はやめました。
躊躇してたら人生あっという間です。永海 武パリティクラブ -
「お父さんがつくった道だよ」と娘に
言える日が来たらいいなと思います。遠藤 嘉門フクダ -
ブレーカー上げて電気が通ると
「ああ光ったな、よしよし」って。幸村 翼サンベ電気大田営業所 -
家を出る時、玄関前で
深呼吸して「よし、いこう」って。小引 久実山陰中央新報社 -
会社の枠を越えて人として頼られたり。
その方が仕事が面白いですよね。青砥 童心積水ハウス山陰支店 -
未来の後輩がスポーツに打ち込める
場所を作っていけたら最高です。久家 英雄中筋組 -
アイデア次第で方法は無数。
テレビの枠を超える挑戦にワクワクします。作野 美加TSKさんいん中央テレビ -
「やってりゃ覚える」で8年間。
不器用だけど続けるのは得意なんで。大城戸 貴之MAKATA -
「ものを作る楽しさ」の
意味が大きく変わりました。桑谷 拓哉オネスト -
やりがいを感じるのは逆に、
何もない普通の日だったりします。淺津 さや香ALSOK山陰 -
みんなで『やったな』と
声を掛け合える瞬間が好きです。漆谷 輝希広島アルミニウム工業 -
特別なことはなくても平穏な日々。
平常運転の幸せの中で働いています。金本 裕生たなべの杜 -
「人と話すのが楽しい」なんて
前の自分では考えられませんでした。大垰 琉稀KSE
順不同
