会社員としてクリエイティブを
やる面白さは確実にあります

積水ハウス山陰支店
デザイナー・32Years old
石川大貴

工作の名人だった祖父の影響もあって、将来はクリエイティブな仕事に就くと決めていました。
美術で生計を立てていける人はひと握りかもしれませんが、建築なら仕事として続けやすいと思ってこの世界に入りました。
うちの会社はメーカーの中でもデザインに強く、若い段階からクリエイティブな仕事に関わるチャンスも多く、いい環境だと感じます。

すべての仕事で新しい挑戦を

入社から数年はとにかく必死に働きました。
最初は関東、その後は四国の支店で経験を積み、地元山陰に戻ってきました。全国に支店があるので希望が出せるんです。
うちはデザインに特化したオフィスがあって、様々なご依頼が来ます。
絵を描く方にアトリエを設計したこともありますし、大きな邸宅の3分の1がクローゼットというご希望もありました。
私としてはこだわりの強いご依頼ほどうれしいです。すべての仕事で新しい挑戦をすると決めて取り組んでいるので、難しいリクエストは望むところ。
いいものを作るため妥協はしません。手を抜いたら仕事はつまらないですからね。

住宅づくりが自分の作品制作

住宅はお客さまに依頼されつくるものですが、同時にデザイナーの実績として残るものでもあります。
いい住宅をつくれば評価をしてもらえますし、お客さまに喜んでいただけます。
会社には様々な依頼が集まりますし、お給料をいただきながら会社員としてクリエイティブをやる面白さは確実にあります。
私にとって仕事は好きなものづくりの延長、会社のフィールドで自分の夢を叶えている感覚です。
それから考えたものが実際に形になる。これは住宅づくりの最大の喜びです。
感動を生み出すための努力が好きですし、いいものをつくりたい思いは尽きません。
きっとおじいさんになっても、何かつくり続けているんでしょうね。

石川大貴 Ishikawa Daiki

1991年松江市生まれ。福岡県の大学で建築を学び、積水ハウスに新卒で入社。神奈川県、徳島県の支店で経験を積んだのち、故郷の山陰支店へ異動。戸建注文住宅の設計デザインに打ち込む。「パパがつくった家だよと、設計した家を子どもたちに見せられるのはうれしいですね」。勤務地の、積水ハウス「DESIGN OFFICE SANIN」で撮影。

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