PROJECT
INTERVIEW
島根県内の企業・団体の若者にスポットを当てたインタビューコラム

U35 Voice

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正義の味方を夢見たあの頃と
今も 同じ気持ちなんです

島根日産自動車 出雲店
営業課・30歳
高木 翔大

夢は警察官でした。でも、採用試験に何度も落ちて諦めたんです。そんな時友人が日産を受ける話を聞いて「営業ってかっこいいな」って。正直、きっかけは軽い気持ちでした。

苦しくても走り続け見えた景色

最初は苦労ばかりでした。3カ月経っても1台も売れなくて。同期で僕だけですよ。もともと内気で上がり症なんです。1日に100軒近く訪問しても、お客さまと何を話していいかわからない。成績も伸びず何度上司に「辞めます」と言ったかわかりません。ところが不思議なことに「辞めます」と口にすると直後に「購入したい」と連絡が入ったりするんです。上司も同じ経験があるそうで「頑張っていれば、いいことがあるんだよ」と。苦しい時こそ支えてくれるのは、お客さまなんですよね。
怒られても苦しくても、足を動かし続けてきた営業人生です。年月はかかりましたが、少しずつ表彰台に立つこともできるようになりました。出世とか全く興味なかったんです。でも今は早く出世したい。お客さまから「期待しているよ」と言ってもらえると、応えたいと思うんです。自分のためだけに仕事をしていたら生まれなかった目標です。

ヒーローにはなれなくても

子どもの頃の僕のヒーローは仮面ライダーやウルトラマンじゃなく「暴れん坊将軍」でした。悪者を成敗して問題を解決して、とにかくかっこよかった。だから正義の味方の警察官に憧れたんです。警察官になる夢は叶えられませんでしたが、今は安全・安心なクルマを通して、安心して暮らせる地域にするのが、新しい夢です。そのために、これからもひたすら地域を駆け回り続けます。想像したのとは違う場所ですが、気持ちは正義の味方を夢見たあの頃と、今でも同じなんです。

10年後に向けた宣言
車を通じて安全な社会に
皆が日々楽しく安全に暮らす。日産が目指す死亡事故ゼロの社会「ゼロ・フェイタリティ」の実現に向け先頭に立てる人間でありたい。

profile

高木 翔大
高木 翔大 Shota Takagi
1990年出雲市生まれ。大社中学、県立出雲商業高校、吉備国際大学を卒業。2013年4月に新卒で入社、新車販売営業ひとすじ。「3カ月間に1台も売れず悩んでいた新人時代、高校の野球部の先輩が初めて買ってくれたんです。あの日は、帰り道に泣きました」。
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